頭でスッキリ、ストレスのない聞き取りと歳の割には元気だね!と言われる活力を貴方へ届けます。
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補聴器は聞こえを補う道具です。補聴器をつければ健聴者と同じように聞き取れるということではありません。残った聴力を活かして日常会話の不自由を軽減する道具であることをまずは御理解ください。 その上で、お話しをする際には以下の点にご配慮頂けると聞き取りが上がります。
少し近づく
あまり遠く離れてしまうと、補聴器のマイクが音を拾ってくれません。補聴器の機能の違いでいくらか違いがありますが、できるだけ近づいてから声をかけるように習慣づけてください。
注意をひいてから
本人の注意が話し手の方へ向いていないと言葉を理解することが困難です。まずは、名前などを呼び注意を向けてから話の本題に入るように心掛けてください。
補聴器をつけている時には、あまり大きな声は必要ありません
補聴器で、声を増幅させていますので、逆に大きすぎる声は聞き取りにくくなります。補聴器をつけているかどうかを確認して、つけている時はこれまでよりも少し抑え目の声で話しかけてください。
ゆっくり、はっきり
高齢になればなるほど、早口に追いついていけません。それは聴力だけの問題ではなく、いろんな機能の老化による低下だと理解してください。声や情報の速度は補聴器では改善ができませんので、①~④のことも頭に入れながら、ゆっくり、はっきり話しかけてください。
補聴器は耳の聞こえを若い頃に戻してくれる魔法の道具ではありません、ご家族・周囲の方々にご協力をお願いいたします。
新日本補聴器センター【札幌店】 斉藤 聖
定休日/日曜祝日・第4土曜日